ちゃんとリサイクル

ごみの収集事例を東京都の府中市(人口約21万人)でみてみましょう。


府中市では廃乾電池、蛍光灯管、体温計を「有害ごみ(水銀含有物)」に指定し、市の施設、公会堂、電気店などの協力で有害ごみ専用の回収容器を設置して、そこに収集車が1ヶ月1~2回の割合で回収に赴いています。


このうち、電気店については東京電気商業組合府中支部と市長との間で覚書を交わしましたが(1984年)、それによると電気店は、家庭生活から発生する廃乾電池や蛍光灯管のうち、府中市民が持参するものについてはこれを引き取ります。


他方、市はおおむね月1回程度、電気店に保管されているこれらの有害物を回収するのです。


こうして府中市では、電気店や市の施設などに合わせて215ヵ所に回収容器が設置されており、1989年度には廃乾電池で36トン、蛍光灯管で26トン、計62トンの回収実績をおさめました。


有害ごみ(市は市民向けのパンフレットでもこう呼んでいます)の処理費は88年度で922万円、トン当たり15万円余りとなっています。


コストは少々高くつこうとも、有害物は適正に処理し、リサイクルトナーのように再利用しようというのが市の方針なのです。

甘味料~ステビア抽出物

ステビア抽出物は、既存添加物(天然添加物)に分類される甘味料で、キク科ステビアの葉から抽出して製造されます。

甘味の主成分は、ステビオサイドとレバウディオサイドで、それぞれの甘味度は砂糖の約250倍および350倍です。
また、甘草抽出物と併用することで、甘味度や甘味質が向上することから、多くの場合他の甘味料と併用して用いられます。

ステビアは、南米のパラグアイ原産の植物であり、その乾燥葉を古くから現地人が甘味付けに用いてきました。
現在、低力ロリー食品、炭酸飲料、菓子、漬物などに使用されています。

JECFAによる安全性評価は行われていませんが、平成8年度の1日厚生省による既存添加物の安全性に関する調査で、発がん性や催奇形性は認められないことが報告されています。

甘味料~カンゾウ抽出物 2

JECFAによる安全性評価は行われていませんが、アメリカではGRAS物質として取り扱われています。

GRAS物質とは、Generally Recognized As Safeの頭字語であり、日本語で「一般に安全と認められる物質」と訳されています。

GRAS物質は、1958年の食品添加物改正法で新設されたカテゴリーで、それ以前から長期にわたる使用実績や科学的知見から通常の使用ではリスクがないと判断される物質のことです。
日本における既存添加物と似た部分があります。

甘味料~カンゾウ抽出物

力ンゾウ抽出物(甘草抽出物)は、既存添加物(天然添加物)に分類される甘味料で、マメ科ウラルカンゾウ、マメ科チョウ力力ンゾウまたはマメ科ヨウカンゾウの根または根茎から製造され、その主成分はグリチルリチン酸です。

甘草は、中国、中央アジア、中近東などに広く分布するマメ科の多年草で、甘味料のみならず生薬としても古くから使用されています。

砂糖の200~250倍の甘味度をもち、その甘味には持続性があります。
また、塩馴れ、コク付け、不快味封鎖等の効果もあります。

甘味料~キシリトール

キシリトールは、「虫歯を予防する甘味料」として知られており、主にチューインガムや錠剤型・卜ローチ型菓子に使用されています。
甘味度は、砂糖と同程度ですが、砂糖に比べキレの良い清涼な甘味をもちます。

食品には、プラムやイチゴ、カリフラワーなどに天然成分として数mg/g程度含まれています。

日本では、1997年に食品添加物として許可されましたが、その10年ほど前から輸液(点滴)の成分として医療分野で使用されていました。

旧厚生省の平成12年の調査では、キシリトールの1日摂取量は20~64歳では16.5mg/日/人とされています。JECFAによる安全性評価で、ADlは「特定しない」とされています。

甘味料~サッカリンおよびサッカリンナトリウム 4

サッカリンは消化管からすみやかに吸収されますが、代謝されることなくラットでは24時間以内にその70~80%が尿中に排泄され、 10~20%は糞中に排泄されます。

安全性については、1980年にラットを用いた実験で膀胱がんの発生が認められたとして使用禁止措置がとられましたが、その後種々の動物実験により詳細に検討された結果、発がん性は無いものとして使用が認められました。

1日摂取許容量(ADI)は、0~5mg/kg体重/日と設定されています。

甘味料~サッカリンおよびサッカリンナトリウム 3

旧厚生省の調査(平成12年)によると、サッカリンナトリウムの20~64歳の1日摂取量は0.760mg/日/人であり、これは1日摂取許容量(ADI)の0.3%でした。

サッカリンナトリウムは中性溶液中では安定ですが、pH3.8以下の酸性領域では不安定であり、特に熱が加わると甘味を失ってしまいます。

中性領域でも長時間の加熱で同様の現象がみられるため、加熱を必要とする酸性食品への使用は避ける必要があります。

サカッリンナトリウムと熱の相性はよくないってことですね。

甘味料~サッカリンおよびサッカリンナトリウム 2

サッカリンナトリウムは、サッカリンと異なり水によく溶ける性質をもちます。

多くの食品に使用が認められており、たとえばこうじ漬、酢漬、たくあん漬には2.0g/kg未満。
粉末清涼飲料水には1.5g/kg未満。
かす漬、みそ漬、しょう油漬、魚介加工品には12g/kg未満。
海藻加工品、しょう油、つくだ煮、煮豆には0,50g/kg未満。
魚肉ねり製品、酢、清涼飲料水、シロップなどには030g/kg未満。
アイスクリーム類、あん類、ジャムなどには0.20g/kg未満で使用することができます。

甘味料~サッカリンおよびサッカリンナトリウム

今まで紹介した甘味料のほかにも、サッカリンとそのナトリウム塩・アスパルテーム、キシリトール、ソルビトールなどが指定添加物として使用されています。

また、既存添加物としては、カンゾウ抽出物(甘草抽出物)・ステビア抽出物・L-アラビノース、ラカン力抽出物なども使用されています。

サッカリンおよびサッカリンナトリウムは、砂糖の約500倍の甘味をもつ甘味料で、1879年にFahlbergらによって発見されました。サッカリンは、チューインガムに限り使用が認められています。

水に溶けにくい性質をもつことから、チューインガムに使用したとき、唾液でゆっくり溶け甘味が持続します。
チューインガムには、0.050g/kg以下での使用が認められていますが、最近ではサッカリンを使用したチューインガムを店頭で見かけることはありません。

甘昧料~ネオテーム 2

ネオテームを摂取した場合、すみやかに吸収され、主として脱エステル化によりN-[N-(3,3-ジメチルプチル)-L-α-アスパルチル]-L-フェニルアラニンに(NC-00751)に変換されます。経□摂取されたネオテームは、ヒトでは168時間以内に34.396が尿中に、63.7%が糞中に排泄されます。

安全性試験において発がん性はじめ催奇形性や抗原性は認められていません。
1日摂取許容量(ADI)は、1.Omg/kg体重/日と設定されています。