都市は生成を繰り返す
木更津からおおむね横須賀まで、この240平方キロにおよぶ湾岸地域を一望すると、あるところでは古い工場敷地を対象にして、次の新しい土地利用を考え始めているところもあります。
他方では、新しい工場が建設されたばかりで、ここ数10年はその土地利用を変えることは少しも考えていないところもあります。
また、まだ空地としてその土地利用を決めかねているところもあるし、再開発が活発に進行しているところもあります。
つまり湾岸地域の埋立地全体としては、その規模が巨大であるが故に土地利用の成熟度がまちまちなのです。
埋立地は、それが属する県によって、また市によって、土地利用方針が異なっていますから、早く土地利用の更新が進むところもあります。
これは賃貸 仙台アパートなど不動産関係の仕事をしている人なら聞いたことのある話ではないでしょうか。
逆に、現状をあまり変えるべきでないと考えている自治体もあります。
さらに決定的に土地利用変化を支配するのは地主の思惑です。
現在その埋立地の利用を再検討する必要がない豊かな企業もあろうし、できるだけはやく企業の存続をかけて土地の有効活用を考えているところもあるでしょう。
そのように土地利用転換を急ぐ地主であっても、1平方キロの埋立地を完全に新しい用途に使い切る・・・
(たとえばそのまま放置されてきた空き地を住宅団地にしようとします)
そのためには、だいたい10年くらいの時間が必要となるでしょう。